円高になるとどうなるか

1月 4th, 2011 by | Print

円高になると、デパートやスーパーマーケットなどあちこちのお店で「円高還元セール」が始まりますから、高価なブランド品や高級輸入食材などを格安で手に入れられるかもしれません。

こうした円高による輸入品の値下がりは、日本の物価全体にも影響を与えます。値下がりで輸入品の人気が高まると、同じジャンルの国内商品は売れなくなるため、いやおうなく値下げに踏み切らざるを得なくなるからです。

さらに、石油やゴム、鉄鉱石、トウモロコシ、小麦など、商品をつくるために海外から輸入している原材料も安く買えるようになりますから、物価全体が下がります。

ただし、円高になっても輸入品がすぐに値下がりするとはかぎりません。現在1ドル=80円でも、輸入した会社が1ドル=100円のときに代金を払っていれば、値下げすることはできないからです。

円高のメリットを受けられるかどうかは、貿易の決済のタイミングにも関係してくるのです。

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